宝月のあ カードゲーム部

カードゲームのデッキや展開を紹介

ドラグマ十二獣

f:id:manicalyu:20201203043045j:image

のあです。今回はドラグマ十二獣のデッキ紹介をしていきたいと思います。前回と同じデッキですが、レギュレーションが変わり構築も変わっているので改めての紹介となります。

 

 

ドラグマを混ぜるメリット、デメリット

<メリット>

現在環境デッキの一角に名を連ねる純十二獣ですが、ギミックの最終盤面は大した事ありません。十二獣全てが初動札ですが、制限カードのモルモラットかサラブレ+ラムとヴァイパーもしくは方合が揃わないとドランシアか龍皇ホープ のどちらかしか構えられないからです。

しかしドラグマを混ぜた場合、

・ドランシア+フルルドリス

・龍皇ホープ+パニッシュメント

という無効と破壊の両方を確実に構えることができます。また、初動の十二獣を破壊された場合は死者蘇生もしくは開局の二枚しか回答がありません。相手の場にエクレシアの条件を満たすモンスターが存在すれば、攻め手や妨害を確保してターンを返す事ができます。ドラグマを採用しても初手で使えないのがフルルドリスのみなので事故率は増えず、むしろエクレシアと天底の5枚が追加されるので軽減されると言えるでしょう。

 

<デメリット>

十二獣の強みはデッキのスロットの多さです。十二獣10~12枚と開局天璣4枚を合わせた14~16枚が初動札で残りを汎用カードで構築できます。純構築であればドローソースや誘発、罠を採用して戦うのですが、ドラグマを採用してしまうとスロットを10枚弱使ってしまう為、汎用カードを採用しにくくなってしまいます。

 

 

 召喚ドラグマとの差別化

ドラグマの出張で有名なデッキと言えば召喚ドラグマでしょう。召喚ギミックはアレイスターと魔術のループで高い継戦能力を誇ります。そんな召喚ドラグマとの違いは以下の二つです。

・初動札の数
・誘発による被ダメの少なさ

 

<初動札の数>

召喚ギミックの初動はアレイスター3枚、テラフォーミング1枚、魔法陣3枚の7枚です。それに比べて十二獣の初動札は十二獣モンスター10~12枚と開局1枚、天璣3枚の14~16枚と召喚ギミックの2倍になります。引けないから負けたというのはデッキを作った意味がありませんよね。十二獣初動がデッキの1/4以上を占めるので召喚ドラグマよりもデッキの動きを押し出すことができます。

 

<誘発による被ダメの少なさ>

最近の遊戯王では当然ように手札誘発が採用されています。サイドデッキを含めると以下のカードが見られます。

・増殖するG

・灰流うらら

・エフェクトヴェーラー

・屋敷わらし

・応戦するG

アーティファクトロンギヌス

・原始生命体ニビル

・無限泡影

列挙してみると様々なデッキに対応するために数多くの誘発が見られます。上記の誘発で対召喚ドラグマで使用できるものはニビル以外全てです。アレイスターに効果無効、魔術にわらしやロンギヌスと誘発の打ち所が沢山あります。しかし十二獣の場合、龍皇ホープにつなげる段階で最初に出すエクシーズがライカなのですが、効果無効を受けたとしてもドランシアを出すことで妨害を構えることが可能です。

 

 

デッキ紹介

お待たせしました。デッキの紹介に移りたいと思います。これまでのようにモンスター、魔法・罠、エクストラの順に説明していきます。

 <モンスター>  

f:id:manicalyu:20201206061509j:image

・十二獣

十二獣は合計10枚の採用です。サラブレラムは一番握りたい初動セットなので3枚ずつ採用。ヴァイパーは十二獣に足りない打点を補う役割と、エルドリッチやシャドール融合体など墓地に送りたくないカードが現環境で多く見られるので3枚採用しています。純構築ではラビーナの採用が見られますが、このデッキの場合、ラムを3投して龍王ホープに繋げることを優先しているので不採用にしています。

・ドラグマ

ドラグマは初動のエクレシアは3枚の採用で、サーチ先のフルルドリスは2枚です。ドラグマ出張パーツでよく見られるのはフルルドリス1枚が多いと思いますが、十二獣展開でドランシアしか立てられない可能性が大いにある、後攻でエクレシアスタートの際に妨害をかわすために余分に欲しいという理由で2枚にしています。

・誘発

うららはどの対面でも有効に使えるので3枚採用。増殖するGは環境が中速に寄っており、Gを投げても相手の最終盤面を牽制することができにくくなっているので2枚採用して、代わりに召喚ドラグマ、シャドールの融合回収、エルドリッチに打てる屋敷わらしを1枚採用しています。

 

<魔法・罠>

f:id:manicalyu:20201206061759j:image

・魔法

上段6枚が展開の初動札です。初動の多さが売りなので最大数投入しています。壺3種類それぞれ1枚ずつの採用にしているのはそれぞれ試合で1枚使えれば十分だからです。単純に手札が増える強貪、汎用カードを引きにいく金謙、十二獣エクシーズをデッキに戻す貪壺と散らしています。 墓穴2枚は誘発避けとエルドリッチやシャドールを見て入れているのですが、召喚ドラグマが多いなら抹殺の指名者に変えるのもありですね。

・罠

十二獣とドラグマの罠が1枚ずつです。方合は十二獣だけで龍皇ホープとドランシアの成立に役立ちますが、ドラグマが補ってくれるので最低限の1枚に留めています。どちらかと言うと墓地効果の十二獣エクシーズの再利用効果を使うことをメインにしています。

パニッシュメントはドランシアと役割が被る、ドランシア単騎になる確率の方が高いのでフルルドリスを優先して1枚にしています。複数枚欲しい方は永続罠を減らしてください。

永続罠は大抵のデッキを抑えられるのでマクロコスモス、勅命を採用しています。

 

<エクストラ>

f:id:manicalyu:20201206061804j:image

正直、枠がカツカツです。メインギミックが十二獣なので十二獣ギミックの比率を多くしています。ライカだけドランシアなどの蘇生役として重宝するので最大枚数採用しています。ペガサス、バスタード、ヌトスは天底の使徒で落とすカードでそれぞれ役割が違うので散らしています。メガトンゲイルは処理が大変なモンスターに対応する役目と、パニッシュメントの範囲を広げる役目があるので採用しています。

 

 

最後に

ここまでご覧いただきありがとうございました。大会、フリー問わず使えるデッキになっていますので良かったら使ってみてください。